「3Dサイクル」ブランディングで人・企業の埋もれている価値を最大化

  • 2013年05月22日

企画ラボ

超人気フリーペーパー『メトロミニッツ』編集長が語る、新規事業と企画の極意!

こんにちは。企画ラボ編集部、ピンチヒッターの渡邉です。
第14回 センパイを囲む会のレポートをお届けします。

 

今回は、毎月10万部が飛ぶようになくなる超人気フリーペーパー、
『メトロミニッツ』編集長の渡辺弘貴さまをゲストにお迎えしました!

 

編集長

 

 

2001年、企業の中で新事業として『メトロミニッツ』を立ち上げ、
その後10年以上にわたってブランドを育ててこられた渡辺さん。

 

新事業を立ち上げた当時の背景や分析方法、そして
毎号のコンテンツの発想方法まで、密度の濃いお話をたっぷりと伺いました。

 

メトロミニッツ

 

また今回は新たな試みとして、古民家カフェでの開催としました。

 

畳に座布団、ソファが配置されたアットホームな空間で、
渡辺編集長の熱意ほとばしるプレゼンテーション。

 

距離が近く、渡辺さんの次々と溢れ出るようなエネルギーを
間近で存分に感じた方も多かったようです。

 

今回も広告・PR・企画など多くの企画系女子が集い、
スピード感を持ってどんどんと飛び出す魅力的なお話に、
熱心にメモをとる姿が目立っていました。

 

写真 1

【概要

日時: 5月21日(火) 19:30~21:30 (開場 19:15)
会場: cafe momi(カフェ紅)

※映画『麒麟の翼』、ドラマ『新参者』のロケ地になった古民家カフェです
ゲスト: 渡辺 弘貴(わたなべ ひろたか) さま (『メトロミニッツ』編集長)

ゲストプロフィール:
1994年スターツ出版入社、広告部に配属。オズマガジンやオズモールなど、雑誌やデジタルメディアの企画営業に従事した後、企画営業推進室、企画宣伝販促室にてクロスメディアマーケティングに携わり、29歳の時に事業開発室を立ち上げ、新ブランド創出をテーマとした新規事業プロジェクトを発足、30歳の時に「メトロミニッツ」を創刊、プロデューサーとして活動を始める。2009年より編集長も兼務し、編集、広告販促、イベント等のプランニングやクリエイティブのナレッジを活かし、地域や商業施設などの場やプロジェクトの編集やプロデュースなども行う。

お話ダイジェスト ※ごく一部の紹介です

 

◇『メトロミニッツ』創刊までの道のり ―新規事業をはじめるということ―
・データマーケティングの事例とその重要性
・タッチポイントを決めるキーワード、「時間の占有率」
・我慢の3年、キャッシュアウトと累損一掃
・ラックビジネスモデルの着想と提案
・配布エリア、ラック設置場所、色など選定の戦略
・表紙—自殺者をひとりでも減らしたい

 

◇『メトロミニッツ』の歴史とカルチャー
・コンセプトの策定と見直し(現在Season4のコンセプトはSocial Design。「グッドアイデアで愉しみながら暮らしイノベーション」)
・検索より思索、検索結果で頭を固定化しないこと
・日常をプレミアムにする手口を提案する―5万円のおひつに「編集」でマジックをかける
・TPOのハーモニー
・「モノ情報」ではなく、その活用である「コト情報」を
・「社会記号」をいかに作るか
・無料媒体であることの責任とコンテンツ企画
・編集とはコーディネーションである

 

 

【終わりに

次から次へと飛び出すお話は、どれもが興味深い情報ばかり。
とにかく頭の中が活性化された濃密な数時間でした。

個人的には、GDP成長率、未婚率、生活保護者数、自殺者数等々…
広範囲のデータを徹底的に分析し、求められている企画やサービスを考案するという
データマーケティングの重要性のお話が印象的でした。

ともすれば感覚的だとも思われがちな編集企画においても
その事業やコンテンツはやはり、緻密な社会分析のうえに生み出されているのですね。

また、読者から得られる共感に、「『でしょ!』が言いたくて編集者をやっている」という
渡辺さんのフレーズと表情がとても心に残っています。

“誰かのために何かを作る”。企画の根本ともいえるこの発想を
改めて噛み締めて、これからのアウトプットに活かして行きたいですね。
渡辺弘貴さま、ご参加の皆さま、ありがとうございました!